群馬県立渋川高等学校 〒377-0008 |
【注釈】SAHでは生徒のエージェンシー(自 分と社会をより |
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11月18日(木)に1,2年生を対象としたi-Proゼミ講演会が実施されました。大学教授や社会人として活躍されている12名の方々にお越しいただき、ゼミごとに専門分野に関する講演をしていただきました。講演後のアンケートでは、9割以上の生徒が「今後の進路決定の材料として活用できると思う」と答えるなど、充実した講演会となりました。
○物理・化学・情報系ゼミ
群馬大学理工学部 山田 功 先生
「思い通りに動かせますか?~制御、ロボット、AI~」
鉄球を転がしたり、空気砲などいろいろな実験を見せていただき生徒は非常に興味深く聴講していました。話し方も独特で面白い講義でした。
群馬大学理工学部 荒木 幹也 先生
「音速を超えて ~マッハ5 超音速旅客機開発の裏側~」
「手をたたいたときに聞こえる音は何の音か」という身近な現象の疑問から、旅客機の騒音をどのようにしたら小さくできるかという取り組みと今後の展望について、生徒は興味深く耳を傾けていました。
群馬大学理工学部 中川 紳好 先生
「燃料から電気をつくる極意とは -地球環境問題と燃料電池-」
燃料電池の有用性や構造について、詳しく説明していただきました。持続可能な社会に必要とされる高効率な発電デバイスとして、生徒は興味深く聴講していました。
群馬大学情報学部 岩井 淳 先生
「意思決定の不思議な世界!」
「意思決定の不思議な世界!」というテーマで、クイズを織り交ぜながら講演していただきました。私たちが直感的にしてしまう行動が、確率的には間違った選択であるといったお話でした。リモートでのやりとりでしたが、岩井先生の質問に対して周囲で相談したり答えたりするなど、生徒は興味深く話を聞いていました。
○生命・医療系ゼミ
埼玉医科大学保健医療学部 奥村高広 先生
「いのちを守る学問「臨床工学」(人工心肺と電気メスなど)」
臨床工学に関する知識を、実際の器具を生徒達に触らせながら、生徒の興味関心を引き
出しながら教えてくださいました。また、電気メスを用いて生鶏肉を切ることも行いま
した。講演会が終了した途端に、生徒達は列を成して奥村先生へ熱心に質問をしていま
した。さらに、臨床工学士になりたいという夢を持った生徒までいたようです。
高崎健康福祉大学薬学部 大森慎也 先生
「薬学部で学ぶこと」
市販薬や病院で出される薬の効果や免疫学の観点からコロナワクチンの作用のしくみについて、大変興味深い講演でした。将来は、薬学の勉強をしたい生徒が多数聴いており、大学での授業や実習について熱心に質問していました。
群馬県立農林大学校 南竜二 先生
「群馬県が作った品種たち~品種改良のパワー~」
群馬県で品種改良された農産物・水産物に関する内容を主としてご講演をしていただきました。「品種改良をする理由は消費者のニーズに応えるためだけでなく、生産者の立場に立っても行われていることに驚くとともに納得できた。」という感想などが聞かれました。
○人文系ゼミ
高崎商科大学 熊倉浩靖 先生
「渋川で暮らし続けるための5つの視点-環境・産業・文化・地域・人間」
「上毛かるたに『渋川』を直接読んだ札はないが、深読みをすれば、まつわるものが5枚ある」から始まる、グローカルな興味深い内容でした。生徒も足元を見つめ直す良い機会として、まさしくseek for originの話材に、引き込まれるように傾聴していました。「地域コミュニティに対する社会的な視野が広げられた」といった感想が処々に寄せられていました。
○社会系ゼミ
高崎経済大学経済学部 阿部 圭司 先生
「経済学・経営学の視点で企業行動を分析してみよう」
経済学・経営学の概要や、これらに関連した具体的な話題について、講義をしていただきました。ハンバーガーチェーンやドラッグストアなど身近な企業を例に、分かりやすく説明してくださり、生徒はどんどん引き込まれていきました。経済学や経営学に興味を持った生徒も多かったようです。学んだことを個人研究にも生かしていきたいという感想も多くありました。
弁護士(野口法律事務所) 野口知聖 先生
「弁護士の仕事に関して」
弁護士になった理由、具体的な仕事の内容等について丁寧に説明していただきました。生徒も活発に質問しており、それに対してわかりやすく解説してくださいました。長引く裁判事例や弁護士合格がいかに大変であるかなど、生徒は興味深く体験談に耳を傾けていました。
○人間系ゼミ
群馬大学共同教育学部 山口陽弘 先生
「動機つけ・学びの心理学、読解力を育てるために何が必要か 」
「AIに負けない人になるためには?」という内容で一見理系の話のよう見えるが、読解 力を身に着けることでAIに打ち勝つことができるという内容でした。読解力を身に着けることで、求められているもの、問題とされていることに素早く気が付くことができ問題解決につなげることができるということでした。
群馬大学共同教育学部 音山若穂 先生
「やる気を引き出すリーダーシップトレーニング」
5人でそれぞれに与えられた情報を交換しながら正解にたどり着くゲームを行いながら、リーダーシップとはどんな能力なのかを教えていただきました。先生の声をかけるタイミングや言葉の種類によって、生徒が「やる気スイッチ」を押されているのが目に見えてわかるとても興味深い講義内容でした。
11月12日(金)に体育祭が開催されました。
ソフトボール、フットサル、ソフトテニス、バスケットボール、卓球、リレーの各競技が行われ、
クラス対抗で優勝を目指し頑張りました。
特に、最終種目のリレーは大いに盛り上がりました。
総合結果は、優勝:2年2組、準優勝:3年2組、第3位:2年1組となりました。